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  • 執筆者の写真Cielo

宇宙はじぶんのなかにある



2023 Abox展、無事に終了しました。

私は前回に続き2度目の参加で、今年の会場は 吹き抜けのある開放的な横浜市民ギャラリーの2F。


そして私が展示場所に選んだのは、 その一角にある、真ん中で少し折れ曲がった壁面2枚。 まだ展示する作品も決まる前から、 頭の中でイメージしていたのは、 その真ん中の線から3mくらい離れた位置に立ち、

写真全体を見るともなく放射状に眺めている図。


そこからその向こう側にある景色へと 観る人の視界が開けて広がっていくといいなあと。

なんとなく漠然と思っていた。


目の前にあるのは私が切り取った一瞬だけど、

でもそれは、私だけの景色ではないはず。


写真展のちょうど2週間前、惑星が大集合する夢を見た。

それは、展示レイアウト提出の2日前でもあった。

私の周りに惑星たちがギュギュッと集まってきて光に目がくらみ、 「ちょっと待ってよ!息できないよ」と思ったところで目が覚めた。


そしてパズルのピースがはまるように、今回のレイアウトが決まった。


宇宙は自分の中にある。

誰の中にも宇宙があって

その宇宙は誰かの宇宙とつながっている。


小さい頃、人とうまく関われなくて

冷蔵庫の陰に隠れ(たつもりで) 声も出さずに泣いていた子どもがいた。


あのちいさなウチュウジンは、

今頃どこでどうしているんだろう。












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